【30代未経験転職】“数字を出す人”がやっている習慣ベスト10

転職

未経験からIT営業に転職した30代の自分が、現場で見て学んだ「数字を出す人」に共通する行動をまとめました。
30代未経験転職で業界知識も人脈もゼロからのスタートでしたが、先輩のやり方を徹底的に観察して真似することで、少しずつ結果が出るように。
今回は、そんな「数字を出す人たち」に共通していた“習慣”をランキング形式でご紹介します。

どれも派手ではありませんが、再現性のある“地味な一手”ばかりです。
これから未経験で営業職に挑戦する方や、思うように成果が出ないと感じている方のヒントになればうれしいです。


第10位:わからないことを“わからないままにしない”

未経験者あるあるですが、「何がわからないのかすら、わからない」という状態になります。
そこで成果を出している人たちは、わからないことを“恥ずかしがらずに聞ける”習慣を持っています。

聞く前に、まず調べます。それでもわからなければ、社内チャットや先輩に質問します。
そのときに「ここまでは調べましたが、ここから先が分かりません」と前置きをつけると、相手の印象も良くなります。

さらにそのやりとりをメモしてナレッジ化しておくと、次から同じことで悩まなくて済みます。
この姿勢を持ち続けると、「あいつはちゃんと学ぶやつだ」と社内でも信頼されやすくなり、チャンスも増えていきます。


第9位:“人の提案”を観察して盗む

営業同行で先輩の商談を見学できる機会があります。
そこで“ただ聞いてるだけ”の人と、“どこがよかったか/なぜ響いたか”を観察する人では、成長速度がまるで違います。

たとえば、「この説明、わかりやすかったな」「この順番で話すとスムーズだな」など、
自分の言葉で言語化し、次の提案書やプレゼンに反映するのです。

商談の後に録音を聞き返したり、先輩に「なんであのタイミングでその話したんですか?」と質問してみると、より深く理解できます。

真似から始めてもいいのです。真似して、試して、自分なりにアレンジしていく。
このプロセスを高速で回している人が、成果を上げていきます。


第8位:移動中やスキマ時間に“脳内商談リハーサル”

数字を出している営業は、商談の前から勝負を始めています。
商談前の“脳内リハーサル”が習慣化されています。

たとえば電車の中で「相手がこの質問をしてきたら、こう返そう」
「前回〇〇と言っていたから、今回はこう切り出そう」とイメージトレーニングします。

このリハをやると、実際の商談で驚くほど緊張しなくなり、余裕が生まれます。
また、相手企業のHPや直近のニュースを読んでおくだけで、話題の引き出しも増えます。

「調べてきてくれてるんだな」と相手にも伝わり、関係性の構築にもつながります。


第7位:“その場で”議事録・タスク化

商談後に「あれ、あの話って結局どうなったっけ?」とならないように、数字を出す人は“その場でタスク化”を徹底しています。

会話の途中でも、重要なやりとりがあれば即メモ。商談が終わったら5分以内に議事録を社内共有。
そして、「誰が」「いつまでに」「何をやるか」を明確にして、タスクとして落とし込みます。

これができる人は、社内からも「仕事が早い」「信頼できる」と思われ、巻き込み力も上がります。
結果、提案のスピードも上がり、競合に先手を取れるようになります。


第6位:SlackやTeamsに“即レス&+α返信”

チャットでのやり取りでも、成果を出す営業は反応が早いです。
ただ「了解しました」だけでなく、「〇〇の方向で進めます。補足で△△も共有します」といった+αの情報を添えます。

こうした丁寧なやりとりを続けていくと、社内の人たちとの信頼関係が強固になります。
特にIT業界では、リモートワークも多いため、チャットでの印象がそのまま“人柄”として伝わることもあります。

ちょっとした気遣いや補足を積み重ねることで、「この人なら安心して任せられる」という評価につながります。


第5位:提案資料に「お客さんの言葉」を入れる

30代未経験転職で数字を出す営業は、提案資料に“自分の言葉”ではなく“お客さんの言葉”を反映させています。

打ち合わせ中に「工数が足りなくて現場が回らないんです」という声を聞いたら、
資料の課題スライドにはそのままの文言を引用して書くのです。

小さな工夫ですが、商談の“温度”が大きく変わります。
自分の中でも「何を伝えるべきか」が明確になり、提案全体に一貫性が出てきます。


第4位:会話の中で“数字”を繰り返す

できる営業は、会話の中であえて“数字”を繰り返します。
「導入までに3ヶ月」「3年でコストが20%削減」など、数字を織り交ぜて会話します。

数字は説得力の塊。逆に言えば、数字のない話は印象に残りません。
提案前には「どの数字で語れるか?」を考え、関連データを集めておく習慣を持ちましょう。


第3位:日報ではなく“学びメモ”を毎日つける

営業日報を“ただの作業”にしてしまうのはもったいないです。
数字を出す人は、その日の“気づき”や“反省”を「学びメモ」として残しています。

主観と分析が混ざった形で記録することで、同じミスを防ぎ、次の提案精度も上がっていきます。
これを続けると、自分の成長ポイントが一目瞭然になります。


第2位:社内の“すごい人”の動きを真似する

営業で一番早く成長する方法は、成果を出している人のやり方を“形式ごと”真似することです。

報連相のタイミング、資料の構成、質問の切り返し方など、徹底的に観察して自分の型にします。
この“真似→実践→アレンジ”の流れを回せる人が、安定して数字を出す営業になります。


第1位:「売ろうとしない」

皮肉なようですが、売れる営業ほど“売ろう”としていません。
「何に困っているのか」を徹底的に聞いて、必要だと思ってもらうスタンスです。

ヒアリング重視で、話を“聞く時間:話す時間=8:2”にするだけで、反応が大きく変わってきます。

売らない営業ほど、売れる。これは本当に体感として大きな学びでした。


まとめ:習慣こそ、営業の最大の武器になる

「営業はセンス」と言われることもありますが、私はそうは思いません。
実際、私は特別な営業スキルがあったわけではありません。けれど、30代未経験転職で地道に習慣を変えていくことで、数字を出せるようになりました。

今回紹介した10の習慣は、どれも特別な才能がなくても、意識と工夫で取り入れられるものです。
もし今、「数字が出ない」と悩んでいるなら、まずはどれか一つでもいいので試してみてください。

変わるきっかけは、いつも“行動”にあります。


おわりに

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
この記事が、少しでも誰かの勇気や参考になれば本当に嬉しいです。

今後も、未経験からの転職や、IT営業のリアル、営業ノウハウなどをnoteやX(旧Twitter)で発信していく予定です。
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